Jw_cadでの図面作成において、文字の入力や編集作業の効率化は重要です。
知っておくと便利な文字コマンドのテクニックを8つご紹介します。
1. 複数の文字をその場で回転させる
複数の文字をそれぞれの配置場所で一括して回転させる方法です。
「移動」コマンドを使用すると基点が1つのためうまくいきません。
そこで「整理」コマンドを使用します。 文字コマンドで対象を選択した後、「整理」コマンドに切り替えます。コントロールバーで軸角を指定(例:90度)し、「文字角度整理」をクリックすることで、それぞれの元の位置を保ったまま回転させることができます。
2. 斜めの線に合わせて文字を入力する
斜めに引かれた線に沿って文字を配置する手順です。 文字コマンドを選択した状態で、基準となる斜線の角度を取得します(クロックメニューの線角度取得を利用)。
これにより入力する文字の角度が線と一致し、適切な位置をクリックすることで斜線に沿った自然な配置が可能になります。
3. 一定の間隔で文字を連続入力する
複数行、または横に並んだ文字を一定のピッチで入力していく機能です。
文字コマンドのコントロールバーにある行間の設定を利用します。
縦方向に進める場合は「6,0」(縦6mm・横0mmピッチ)、横方向に進める場合は「0,10」のようにカンマ区切りで数値を入力します。
1つ目の文字を配置すると次の配置位置が仮表示されるため、文字を入力してEnterキーを押すという手順で連続して入力が行えます。
4. メモ帳を利用した文字の置換
図面内の複数の文字をまとめて置換する方法です。
範囲選択で対象の文字を囲み、コントロールバーの「NOTEPAD」ボタンをクリックします。
メモ帳が起動するため、メモ帳の「編集」メニューから「置換」機能を用いて文字を変更します。
上書き保存(Ctrl+Sなど)をしてメモ帳を閉じると、Jw_cad上の文字も連動して変更されます。
5. 枠の中心に文字を配置する
四角形などの枠のちょうど中心に文字を配置するテクニックです。 文字コマンドのコントロールバーで基点を「中中」に設定します。
その後、枠の1つの頂点でクロックメニューを使い「中心点・A点」を取得し、対角となるもう1つの頂点(B点)をクリックします。
これにより、A点とB点の中点(枠の中心)に文字が正確に配置されます。
6. 文字の位置を揃える(左端・小数点など)
バラバラに配置された文字の端や、数字の小数点を揃える方法です。
範囲選択で対象を囲み、「文字位置集計」をクリックします。
基点を「左下」に設定して任意の位置をクリックすると、その位置で文字が整列します。
また、小数を点で揃えたい場合は、基点ボタンをShiftキーを押しながらクリックすると、基点の表示が基点[.]に変わり、小数点の位置で揃えることができます。
7. 複数の場所に同じ文字を配置し、一括で変更する
図面内の複数箇所に同じテキストを配置し、後から一度に変更できるようにする機能です。 文字コマンドで「%mm」と入力して図面の複数箇所に配置します。その後、「ファイル」メニューの「名前を付けて保存」から新規保存を選択し、ダイアログ内にある「メモ」欄に表示させたい文字を入力して保存します。
図面上の%mmがメモ欄の文字として表示されます
(表示が更新されない場合は印刷プレビューを開きます)。
後から文字を変更したい場合は、再度「名前を付けて保存」でメモ欄の文字を書き換えることで、全ての%mm部分がまとめて変更されます。
8. 文字と重なる線を消去する
文字の下を通る線をきれいに消す手順です。 「包絡」コマンドを使用します。
消したい線と文字が重なっている部分を囲み、右下を右クリックして確定します。これにより、文字の領域に重なっている線だけが消去され、見やすい図面に仕上がります。
動画
動画で解説しました。ご参照ください。
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